ブログ/product·2026年10月2日·2分·執筆:eroqチーム
Make:アイデアから最終カットまで手がけるAI動画プロデューサー
eroq Askの新モード「Make」。AI動画エージェントが必要なことを質問し、絵コンテを書き、すべての生成に料金を付け、承認後に制作します。
Askはツールを準備してくれます。Makeは作品をまるごと制作します。作りたいもの(15秒の香水の広告、3シーンのノワール短編、あなたのキャラクターが主役のクリップ)をClapに伝えると、Clapがあなたと一緒に制作を進めます。必要なことを質問し、絵コンテを書き、すべての生成に料金を付け、承認されたら生成し、結果を読み、次のステップを提案します。Cinemaで開く最終カットまで、ずっとです。
クリップを1本ずつではなく、動画をまるごと作ってくれるAIを探していたなら、ここではその仕組みと、あえてやらないことを紹介します。
AskかMakeか:バーの下のスイッチ
Askはスタジオホームの上部にあるバーで、eroqのマスコット、陽気な小さなカチンコのClapがいます。その下に、「Ask | Make」と書かれたスイッチが加わりました。
- Askは答えて、ぴったりのツールを準備します。そのツールのページで「生成」をクリックするまで、何も生成されません。詳しくはAskのプロダクトノートをどうぞ。
- Makeは制作します。ClapはAI動画エージェントのように動きます。ゴールを受け取り、推測する代わりに質問し、生成を計画して実行します。ただし、あなたが承認したあとに、承認した分だけです。
Makeでは、Clapのまわりに6つのスターターが並びます。「15秒の広告」「短編映画」「自分のキャラクターのクリップ」「MVのティザー」「ナレーション付き予告編」「商品の撮影」です。
アイデアから最終カットまで、ステップごとに
ここでは、エレメントに商品として保存した香水AMBREを例に進めます。
1. 作りたいものを伝える
「TikTok向けに、AMBREの15秒の縦型広告」と入力します。これでフォーマット、画角(9:16)、長さが決まります。ここまで具体的なリクエストなら、そのまま絵コンテとプランに進むこともあります。
2. Clapが1つずつ質問する
足りない情報があれば、Clapが質問します。1メッセージにつき1問、最初の絵コンテまでに最大3問で、答えはタップできるチップです。誰が出るかを聞かれたときは、チップがあなた自身のキャラクター(写真付き)になります。商品や場所ならあなたのエレメント、声ならあなたのボイスです。今回はキャストが未定なので、Clapは誰がボトルを持つかを聞きます。あなたはMaraをタップ。答えを入力することもできます。
3. 絵コンテを書く
クリップは1シーン、広告は2〜4シーン、映画は3〜6シーンで、各シーンの長さはエンジンが対応する範囲に収まります。各シーンのプロンプトはエンジン向けに英語で、50〜110語、監督のブリーフのように書かれます。誰が出るか(名前で、全シーン同じ衣装)、どこでいつか、ショットサイズとレンズの質感、光とパレット(ショットがつながるよう作品全体で同じ言葉)、そして最初の1秒から最後までの動き。画面上の文字やロゴは入れません。AMBREなら5秒のシーンが3つで、最後はMaraがボトルを光にかざして終わります。
4. 生成ごとに料金付きのプランを提案する
続いてプランカードが表示されます。いま実行する生成が、それぞれモデル、長さ、フォーマット、正確な料金とともに並びます。キャストや商品がある広告や映画では、最初のプランはたいていルックテストです。シーンごとにキーフレームを1枚、デフォルトの画像モデルで1枚10クレジット。今回のカードは「プラン · 3件の生成」で、「キーフレーム · シーン1」から「キーフレーム · シーン3」までが並び、その下に合計とボタンが1つだけ。「承認 · 30クレジット」です。
各行を開くとプロンプトの全文が読めて、その生成を専用のツールで開くリンクもあります。1つのプランに入るのは最大8件の生成、クリップは最大6本です。残高が足りないときは、ボタンにプランに必要なクレジット数が表示され、「チャージ」リンクが付きます。
5. 承認すると、生成してつなげる
承認するまで何も生成されず、カードの料金がそのまま請求額です。プランは、スタジオのツールと同じ関数で計算されます。生成はツールと同じパイプラインを通り(スタジオの生成キューにも表示されます)、失敗した生成は自動で返金されます。完了した生成はプランカードの下のグリッドに並び、開くと「ダウンロード」ボタン付きの大きなプレビューが表示されます。
次はクリップで、シーンごとに1本。デフォルトのエンジンSeedance 2.0 Miniなら5秒で45クレジット、10秒で90クレジットです。クリップはそのシーンのキーフレームから始められるので(行に「キーフレームから」と表示されます)、開始フレームに対応したエンジンなら、承認したルックがそのまま動き出します。詳しくはキーフレームを先にで解説しています。
キャストはいつでも同じ人物のままです。ルックシートのあるキャラクターは、すべてのキーフレームとクリップにアイデンティティ画像として加わります。シートがなければ画像には加わらず、プロンプトの言葉で伝わります。プランにもそう表示され、シートを作るリンクが付きます。
6. 結果を報告して、先へ進む
生成が完了すると、灰色の行が知らせます(「3件の生成が完了」)。Clapは結果を読み、次のステップを提案します。キーフレームのあとのクリップ、ナレーション(Voice Oneで100文字あたり3クレジット)、失敗したときの修正(再試行、別のエンジン、短いクリップ)、あるいは最終カット。新しいプランはどれも、それぞれの承認を待ちます。料金面は生成前に承認するで詳しく解説しています。
Clapの思考を見て、次のステップをタップ
返信が書かれている間、その上に思考ブロックが流れます。見出しにはClapがいましていること(「絵コンテを書いています…」「生成を計画しています…」「プランの料金を計算しています…」)が表示され、その下に制作メモが書き出されていきます。決まったことと、まだ決まっていないことです。回答が出そろうとブロックは「7秒 考えました」にたたまれ、クリック1つでまた読めます。
最新の返信の下には「次のステップ」として、あなたが入力しそうな言葉で最大4つの提案が出ます。「ナレーションを追加して」「シーン2を夜にして」「クリップを全部生成して」「16:9にして」。タップ1つで送信されます。もちろん自分の言語で入力してもかまいません。Clapはその言語で答え、エンジン向けのプロンプトは英語で書き、話すセリフは話される言語のまま残します。
制作パネル
会話で決まったことはすべて、チャットの右側にある「制作」パネルに集まります(スマートフォンでは「制作」ボタンで開きます)。
- ブリーフ:タイトル、ログライン、フォーマット、アスペクト比、長さ、エンジン、ボイス、サウンド、言葉で表したルック。
- 「キャスト」と「エレメント」:誰と何が登場するか。ここからキャラクターやエレメントを追加すると、次のメッセージからClapが使います。
- 「絵コンテ」:シーンごとに、そのキーフレームとクリップ。
- 「生成物」:すべての生成。大きく表示したり、ライブラリで開いたりでき、使ったクレジットも表示されます。
- 「Cinemaで開く」:クリップが1本できたらすぐに。
Cinemaで最終カットへ
すべてのシーンにクリップがそろうと、Clapが「編集の準備ができました」と知らせ、「Cinemaで開く」ボタンを出します。制作はそのままCinemaの映画になります。シーンごとに最新のクリップが順番どおりに並び、ボイスのセリフはそのシーンの頭に合わせてオーディオトラックへ、タイトルとログラインは脚本の冒頭に入ります。そこでトリミングし、サウンドとタイトルを加え、どのシーンでも再生成して、MP4で書き出せます。カット、OK!
Clapが考えるモデルを選ぶ
スイッチの隣にあるピッカーで、Clapが何で考えるかがわかります。制作向けのClap自身のおすすめであるAutoは料金に含まれていて、支払うのは承認した生成の分だけです。名前付きのモデルを選んで考えさせることもできます。メッセージごとに課金され、料金は送信前にピッカーに表示されます。
- Claude Sonnet 5.5:1メッセージ11クレジット
- Claude Opus 5.5:22クレジット
- GPT-5.6 Sol:11クレジット
- Gemini 3.1 Pro:13クレジット
- Grok 4.7:9クレジット
Autoを含めて全部で6種類です。選んだモデルがメッセージに答えられないときはAutoが答え、そのメッセージは無料になります。生成の料金は、どのモデルが計画しても変わりません。動画を演出するモデルの選び方も参考にしてください。
Makeがあえてやらないこと
- クリックなしにクレジットを使うこと。自動操縦はありません。どのプランもあなたの承認を待ちます。
- 動画を見て出来を判断すること。読むのは、どの生成が完了し、どれが失敗したかだけです。
- リップシンク、アップスケール、インペインティング、音楽生成。どれもMakeにはありません。
- Webの閲覧、他のアプリとの連携、スケジュール実行。
- スタジオの外で動くこと。Makeはログインしたスタジオの中だけで動き、APIにもMCPにもありません。会話と制作はこのブラウザに30日間、このデバイスにだけ保存され、同期はされません。
そしてスタジオのルールはすべての生成に適用されます。未成年者が関わるものは一切なく、クレジットが使われる前にお断りします。
よくある質問
MakeはAI動画エージェントですか?
はい、実用的な意味では。ゴールを伝えれば、最初の質問と絵コンテから、生成、結果、次のステップまで、制作を進めます。ただし、勝手にクレジットを使うことは決してありません。どのプランもあなたの承認を待ちます。
Makeの料金はいくらですか?
Autoで考える分は料金に含まれています。支払うのは承認した生成の分だけで、スタジオのいつもの料金どおり。失敗した生成は返金されます。名前付きのモデルを選ぶとメッセージごとの料金が加わり、送信前に表示されます。
Makeで自分のキャラクターや商品を使えますか?
はい。誰が、何が登場するかをClapが聞くとき、チップはあなたのキャラクターとエレメント(写真付き)になり、制作パネルから追加することもできます。
Makeが作ったものを変更できますか?
はい。そのまま話し続ければ(「シーン2を夜にして」)、Clapがその変更のための新しいプランを提案します。どの生成もプランの行から専用のツールで開けますし、完成したカットはCinemaで開けます。
MakeはAPIから使えますか?
いいえ。Makeはログインしたスタジオの中だけで動き、APIにもMCPにもありません。開発者は生成エンドポイントを直接呼び出します。
スタジオを開いてMakeに切り替え、何を作るかをClapに伝えましょう。
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