ブログ/models·2026年10月2日·2分·執筆:eroqチーム
Auto・Claude・GPT・Gemini・Grok:AIディレクターの頭脳
Makeでは、動画を計画するモデルとレンダリングするモデルは別々です。Autoと別のモデルの違い、1メッセージの料金、切り替える価値があるときを解説します。
Makeでの制作には、2種類のモデルが関わります。頭脳は、AIディレクターが考えるためのモデルです。あなたと話し、必要なことを質問し、絵コンテを書き、生成の計画を立てます。エンジンはレンダリングを担当します。Seedance、Kling、Veoをはじめとするラインナップのエンジンが、その計画をキーフレーム、クリップ、セリフやナレーションに変えます。プランの1行が1件の生成です。頭脳はAsk | Makeスイッチの横で選び、エンジンはプランの中で1件ずつ決まります。
このガイドは、そのピッカーを開いて「変えたほうがいい?」と迷った人のためのものです。結論から言うと、まずはAutoから。eroqが制作のために選んだモデルで、Makeに含まれています。Claude、GPT、Gemini、Grokは、脚本会議に別の声が欲しいときにワンクリックで選べます。料金は1メッセージごとで、送信前に表示されます。Makeが初めてなら、まずはAIプロデューサーの紹介をどうぞ。
2種類のモデル、2つの役割
| 頭脳 | エンジン | |
|---|---|---|
| 役割 | 質問し、絵コンテと各シーンのプロンプトを書き、プランを提案する | キーフレーム、クリップ、セリフやナレーションをレンダリングする |
| 選ぶ場所 | スイッチの横のピッカー | プランの中で1件ずつ、または名前で指定(「Klingで」) |
| 料金 | Auto:料金込み。別のモデル:1メッセージごとにクレジット | 各生成の価格。「承認 · Nクレジット」をクリックしたときに支払い |
同じ名前が両側に出てくるので、違いがよくわかります。ピッカーにあるGrok 4.7は頭脳で、プランの行にあるGrok Imagineは動画エンジンです。前者を選んでも、後者が選ばれるわけではありません。頭脳がプランを書き、各行にはその生成を担当するエンジンの名前が入ります。
デフォルトのままなら、制作はたとえばこう進みます。
- 入力:「TikTok向けに、AMBREの15秒の縦型広告」
- Clapの質問は1つだけ、誰が出るか。選択肢には、あなた自身のキャラクターが写真付きで並びます。たとえばMaraとKai。
- Maraをタップすると、Clapは3シーンの絵コンテを書き、ルックテストを提案します。プランカードには「プラン · 3件の生成」と表示され、「キーフレーム · シーン1」から「キーフレーム · シーン3」まで、それぞれ10クレジットです。
- ボタンは1つ:「承認 · 30クレジット」
質問、絵コンテ、シーンのプロンプトは頭脳が書いたもの。カードの価格はすべてスタジオが付けたものです。
頭脳:Clapが考えるモデル
ピッカーが出てくるのはMakeだけです。Askでは、Clapが答えて最適なツールを準備するだけなので、無料でピッカーもありません。ピッカーを開くと、最初の行に条件が書かれています。「Autoは料金に含まれています。別のモデルで考えることもできます。1メッセージごとにクレジットがかかり、送信前に表示されます。」その下に、Autoを含めて全6種類の頭脳が並びます。
| 頭脳 | 1メッセージあたり |
|---|---|
| Auto | 料金込み |
| Claude Sonnet 5.5 | 11クレジット |
| Claude Opus 5.5 | 22クレジット |
| GPT-5.6 Sol | 11クレジット |
| Gemini 3.1 Pro | 13クレジット |
| Grok 4.7 | 9クレジット |
Autoはeroq自身が選んだモデルで、その行にも「制作向けの私たちのおすすめ · 料金込み」とあります。eroqでの制作のために作られていて、最初に使うならこれです。
別のモデルの行には「メッセージごとに課金 · 答えられないときはAutoが代わります」とあり、右側に価格が出ます。どれかを選ぶと、スイッチの横のボタンにその名前と1メッセージあたりの価格が表示されるので、Enterを押す前に料金がわかります。選んだモデルは、変えるまでそのままです。
どの頭脳を選んでも、席に着いているのはClapです。あなたの言語で答え、エンジン用のプロンプトは英語で書き、同じルールに従い、同じ制作内容を読みます。ブリーフ、キャスト、エレメント、絵コンテ、そしてどの生成が完了したか。Makeのほかの部分と同じく、ピッカーはログインしたスタジオの中だけにあり、APIにもMCPにもありません。
エンジン:各ショットをレンダリングするもの
エンジンはピッカーにはありません。プランの各行には生成の名前(「キーフレーム · シーン1」「クリップ · シーン2」「ナレーション」)と、モデル、長さ、フォーマット、価格が並びます。行をクリックすると完全なプロンプトが開き、その生成を専用のツールで開くリンクも付いています。
エンジンを指定せず、別のエンジンが必要なことも頼まなければ、プランはデフォルトを使います。キーフレームはデフォルトの画像モデルで1枚10クレジット、クリップはSeedance 2.0 Miniで5秒45クレジット、10秒なら90クレジット、セリフやナレーションは100文字ごとに3クレジットです。「クリップはKlingで」と言えば、契約中のプランで使える場合はクリップの行がKling 3.0に切り替わり、その価格になります。ファミリー名とバリエーションについてはAskがエンジン名を読み取る仕組みをご覧ください。
予算の面で大事なルールはこれです。どの頭脳が計画しても、生成の料金は同じです。 頭脳は名前で書き(Mara、縦型、Kling)、スタジオがそれを目の前のプランに変えます。稼働中で契約プランで使えるエンジンだけを残し、各長さをエンジンがレンダリングできる長さに合わせ、ツールが課金するのと同じ関数で各行の価格を決めます。ボタンの価格がそのまま請求額で、承認するまで何もレンダリングされず、失敗した生成は自動的に返金されます。プランカードの見方は、生成の前に承認するで1行ずつ解説しています。
別のモデルの料金:メッセージ単位で
たとえば、Autoで、Maraが主演する3シーンのノワール短編について何通かやり取りし、キーフレームが届いたところだとします。チャットには「3件の生成が完了」というグレーの行が出ています。クリップにクレジットを使う前に、別の意見が欲しい。そこでClaude Opus 5.5を選び、「この絵コンテ、どこを変える?まだ書き直さないで。」と入力します。返信はいつもどおり届き、その下に1行だけ増えています。「このメッセージで 22 クレジットを使いました。」そのあとAutoに戻し、「次のステップ」の提案、たとえば「クリップをすべて生成」をタップすれば、メッセージはまた料金込みです。
選んだモデルがメッセージに答えられないときはAutoが答え、返信にもそう表示され、そのメッセージは無料です。そして別のモデルで変わるのはメッセージの料金だけで、生成の料金は決して変わりません。
目安として、Claude Opus 5.5で10通なら220クレジット、Grok 4.7で10通なら90クレジットです。デフォルトのエンジンで5秒のクリップ1本は45クレジット。プランとチャージは料金ページにあります。
別のモデルを使う価値があるとき
まずはAutoから始めましょう。eroqでの制作のために作られていて、はっきりした依頼ならすぐに絵コンテとプランが返ってきますし、生成の料金はどの頭脳でも同じです。別のモデルを選ぶのは好みとワークフローの問題で、より良いクリップへの近道ではありません。クレジットを払う価値がありうるのは、次の3つのケースです。
- 別の書き手の声が欲しいとき。 どの頭脳にも同じ指示が渡ります。監督レベルのシーンプロンプトを50〜110語の英語で、全シーンで同じ衣装と同じ光の言葉を使って書くこと。それでも、シーンの言い回しはモデルごとに違います。別の書き方にしたいなら、別のモデルを1メッセージだけ試してみましょう。
- 何度も手直しする長めの作品。 6シーンの短編では、メモのやり取りが何往復にもなります。普段からどれかのモデルで書いていて、メモへの応え方が好きなら、制作全体をそのモデルで通すのもありです。ただし毎メッセージ課金されるので、各返信の下の行を確認しておきましょう。絵コンテからCinemaへでは、映画1本分のセッションを紹介しています。
- 絵コンテへのセカンドオピニオン。 上の例がそれです。1メッセージだけ、書き直しではなくメモを頼み(書き直すと「制作」パネルの絵コンテが置き換わります)、Autoに戻します。
よくある質問
動画プロンプトを書くのに最適なAIモデルはどれですか?
Autoから始めましょう。eroqが制作のために選んだモデルで、Makeに含まれています。ピッカーのどの頭脳にも、シーンプロンプトについて同じ指示が渡ります(英語、50〜110語、誰が・どこで・ショット・光・動き)。違うのは言い回しと好みです。別のモデルを1シーンで試して、気に入った書き方を選んでください。
AI動画にはClaudeとGPT、どちらを選ぶべきですか?
どちらも計画するだけでレンダリングはしないので、クリップの料金はどちらでも同じです。Claude Sonnet 5.5は1メッセージ11クレジット、Claude Opus 5.5は22クレジット、GPT-5.6 Solは11クレジットです。同じ絵コンテについてそれぞれにメモを頼み、好みの声を選びましょう。
AutoでのMakeのメッセージは有料ですか?
いいえ。Autoは料金に含まれているので、AutoでのMakeのメッセージにクレジットはかかりません。クレジットを使うのは、「承認 · Nクレジット」をクリックしたときの生成と、ピッカーに表示される価格での別のモデルへのメッセージです。
別のモデルが計画すると、生成は高くなりますか?
いいえ。どの頭脳が書いたプランでも、スタジオはツールが課金するのと同じ関数で各行の価格を決めます。「承認」ボタンの合計が請求額で、失敗した生成は自動的に返金されます。
選んだモデルが答えられないとどうなりますか?
代わりにAutoがそのメッセージに答え、料金はかかりません。返信の下の小さな行にこう表示されます。「Autoが答えました。選んだモデルが答えられなかったため、このメッセージは無料です。」選んだモデルは次のメッセージでもそのままです。
制作の途中で頭脳を切り替えられますか?
はい。ピッカーは次に送るメッセージに適用され、どの頭脳も同じ制作内容を読みます。ブリーフ、キャスト、エレメント、絵コンテ、それまでの生成です。1メッセージだけ切り替えてAutoに戻す、を何度でも繰り返せます。
スタジオを開いてスイッチをMakeにし、最初の制作ではピッカーをAutoのままにしておきましょう。アクション!
この記事で使ったモデルで作ってみましょう。無料の50クレジットで始めるか、全エンジンと料金をご覧ください。