ブログ/product·2026年9月29日·2分·執筆:eroqチーム
何でも聞いて、何でも起動。eroqスタジオの新機能「Ask」
eroqスタジオのホームにあるバー「Ask」の紹介。やりたいことを入力するか話すだけで、最適なツールの準備、作品の検索、質問への回答まで。クレジットは消費しません。
スタジオには入り口がたくさんあります。動画、画像、ボイス、テキスト、Cinema、Replace、ライブラリ、キャラクター、請求、APIキー。ツールごとにページがあり、覚えるべき設定もそれぞれ違います。Askなら、1文で済みます。やりたいことを伝えれば、スタジオのほうが準備を整えます。最適なツール、指定した設定、そしてあなたの言葉から書き起こしたプロンプト。「生成」をクリックするのは、あくまであなたです。
この記事はプロダクトノートです。Askがどこにあるか、Askができる6つのこと、そしてあえてやらないことを紹介します。要点だけ知りたい方はAskのページをご覧ください。
Askの場所
Askは、ログイン後のスタジオホームの上部にあるバーです。入力欄のデフォルトのタブで、プレースホルダーにはその役割がそのまま書かれています。「何でも聞いて、何でも起動」。
- 入力して、Enterを押す。Shift+Enterで改行できます。
- または、マイクをタップして話す。Askはブラウザに組み込まれた音声認識を使います。対応しているのはChrome、Edge、Safariで、Firefoxなど音声認識のないブラウザではマイクが表示されません。話し終えると、言葉は自動で送信されます。
- または、⌘Kを押す(WindowsではCtrl+K)。スタジオのどのページでも使えます。上部バーの検索欄には「検索、または何でも質問…」と表示されています。フレーズを入力して最後の行のeroqに聞く:「…」を選ぶと、進行中のチャットに送られます。チャットがなければ、新しく始まります。
最初のメッセージを送ると、ホームが会話の画面に変わります。右側にあなたのメッセージ、左側に返信が表示され、返信は一語ずつ書き出されていきます。Askが作業している間は小さなオーブが回転し、「読んでいます…」「最適なツールを選んでいます…」「パラメーターを設定しています…」といった短いヒントで、いまどの段階かがわかります。
Askができる6つのこと
各例の1行目はあなたが入力する内容、矢印のあとの行はAskの返信の下に表示される内容です。
1. ツールを準備する
Askは動画、画像、ボイス、テキスト、Cinema(フィルム)、Replace(自分のクリップを動画から動画へ編集)のいずれかを準備し、頼まれた内容を入力します。指定したエンジン、クリップの長さ、アスペクト比、解像度、カメラワーク(プッシュイン、トラッキング、回り込み、ドリーズーム、FPVなど24種類から1つ)、パレットやライティングのルック、テイク数(1〜4)、名前を挙げたキャラクターとエレメント、ボイス(ロスターのAriaとOrion、あなたのクローンボイス、またはキャラクターの声)、そして保存先のライブラリフォルダーです。そのうえで、プロンプトを書きます。
make a 10-second vertical clip with Kling of a woman walking through neon rain, slow push-in
→ Video · Kling 3.0 · 10 s · 9:16 [Open Video →]
大事なルールはひとつ。Askが設定するのは、頼まれたものだけです。言わなかった項目は、ツールの現在の状態のまま残ります。1文からレンダリング済みのクリップまでの流れは、ステップごとのガイドで解説しています。
2. 何をしたかを、見える形で伝える
あのグレーの行は、意図してそうしています。ツール名と入力した設定(エンジン、長さ、フォーマット)が表示され、そのすぐ下にAskが書いたプロンプトが引用されます。勝手に開くものはありません。その下のボタン動画を開く →を押すと、すべて入力済みの状態でツールページに移動します。ツール以外のページなら請求へ移動 →、ライブラリなら作品を開く →というボタンになります。クリックするまでは、会話の中にとどまります。
ロックされたエンジンには、ボタンの横にプランのバッジが付きます。Veo 3.1が含まれないプランの場合は次のとおりです。
make a clip of a perfume bottle on black marble, slow orbit, on Veo 3.1
→ Video · Veo 3.1 [Open Video →] Creator badge
クリックすると、エンジンの「アンロック」ボタン付きでページが開きます。それ以降、行の表示は「動画 · Veo 3.1を開きました」に変わり、もう一度開く ↗リンクが付きます。
3. スタジオのどこへでも移動する
「ライブラリを開いて」「請求」「声をクローンしたい」「APIキー」「コミュニティの作品を見せて」「新しいフィルム」。メニューを覚える必要はありません。
show me what the community made
→ Explore [Go to Explore →]
4. 説明から作品を見つける
覚えているのは日付ではなく、ドラゴンのほうです。Askはプロンプトやタイトルの言葉からあなたの作品を検索し、一致したものを最大5件、クリックできるサムネイルで表示します。一致するものがなければ、作品を開く →から、その言葉で絞り込まれたライブラリに移動できます。ほかの言語でも使えます。フランス語の「ouvre la vidéo du dragon」(ドラゴンの動画を開いて)でも、同じ検索になります。
open the dragon clip
→ 3 matches for “dragon”
キャラクター、エレメント、クローンボイスは名前で見つかります。詳しくは説明から過去のレンダリングを探す方法をご覧ください。
5. 質問に答える
「クレジットはあといくつ?」「いちばん安い動画エンジンは?」「1080pで音声付きなのはどのエンジン?」。Askはスタジオのリアルタイムのカタログをもとに答え、合ったツールを開くよう提案します。
which engine does 1080p with sound?
→ an answer from the live catalogue, then [Open Video →] to try it
6. 聞き返す
何を作るのか、メディアそのものがはっきりしないときは、Askは推測せずに短い質問をひとつ返し、答えの候補をチップで表示します。
make something cool
→ An image, a clip, a voice line or some text? [Image] [Video] [Voice] [Text]
クレジットは一切消費しない
Askは準備をするだけで、レンダリングはしません。ツールページの生成ボタンを押すのはあなた自身で、いつもどおりクレジットの確認とプランによるアンロックが行われます。新しい無料アカウントで最初に使うエンジン、Seedance 2.0 Miniで5秒のクリップを作る場合、そのクリックの時点で45クレジットがかかり、それより前には何もかかりません。
質問すること自体は無料です。聞いて、気が変わって、また聞く。「生成」を押すまで、料金は一切かかりません。
どの言語でも、入力でも音声でも
自分の言語で書いても話しても、Askはその言語で答えます。ツールページに何が入るかは、2つのルールで決まります。
- 動画と画像のプロンプトは英語で書かれます。エンジンのためです。日本語で頼んでも、動画ページのプロンプトは英語になります。
- ボイスのセリフは、書いた言語のままです。書いたとおりに読み上げられます。
マイクについてはAI動画のための音声コマンド、言語についてはどの言語でも書けるAI動画プロンプトで詳しく解説しています。
追加の指示は、流れを引き継ぐ
会話は文脈を覚えているので、次のメッセージは短くて構いません。
the same but vertical
rather with Kling
make it 5 seconds
now as an image
前に伝えた内容は、そのまま生きています。「rather with Kling」(やっぱりKlingで)と送っても、すでに指定した被写体、長さ、フォーマットは変わりません。詳しくは会話で仕上げるガイドをどうぞ。
会話はそれぞれが独立したチャットになり、チャットの横の列に新しい順で並びます(スマートフォンではチャットの中)。Askからツールを開いたあとは、ブラウザの戻るボタンでチャットに戻れます。スタジオの左サイドバーのAskからは進行中のチャットに戻れ、一覧のどのチャットも中断したところから再開できます。新しいチャットを押すと新しいチャットが始まり、直前のチャットは一覧に残ります。チャットはこのブラウザに30日間保存され、デバイス間では同期されません。
フィルムとキャスト
「ショートフィルムを…」と頼むと、Cinemaが準備されます。Cinemaを開く →ボタンを押すと新しいフィルムが始まり、シーン1にはあなたの説明が入ります。複数のシーンを頼んでそれぞれを説明すれば、シーンごとに専用のシーンカードが作られます(最大8つ)。6つのレシピ(香水のCM、MVのオープニング、ホラーのティザー、ストリートウェアの新作発表、ロマンスショート、旅の日記)のどれかを指定すると、同じボタンからレシピ全体が脚本として開きます。フィルムを書くのは無料で、各シーンはレンダリングしたときに課金されます。手順は1文からAIショートフィルムへで紹介しています。
キャラクターは名前で呼び込めますが、条件がひとつあります。キャラクターがレンダリングに登場するのは、「アイデンティティ」タブでルックシートを作ってからです。ルックシートのないキャラクターには「レンダリングに登場するにはルックシートが必要です」と表示されます。場所や物も同じ仕組みで、スタイルにはシートは不要です。
Askがあえてやらないこと
- 勝手に開いたり、レンダリングしたりすること。どのページもボタンから開き、どのレンダリングもツールページでのあなたのクリックから始まります。
- メディアの中身を見ること。作品を見つける手がかりはプロンプトとタイトルで、画像そのものを見ているわけではありません。
- できるふりをすること。eroqにはアップスケール、リップシンク、インペインティングの機能はありません。Askは、できないツールを開く代わりに、そう伝えます。
- APIエンドポイントとして動くこと。Askはスタジオの一部です。開発者は生成エンドポイントを直接呼び出すか、MCPサーバー経由でアシスタントを接続します。
よくある質問
Askでクレジットはかかりますか?
かかりません。質問は無料で、Askがクレジットを消費することはありません。Askはツールページを準備し、それを開くボタンを表示するだけです。そのページで「生成」をクリックするまで、何もレンダリングされず、料金もかかりません。クリックしたときには、いつもどおりクレジットの確認とプランによるアンロックが行われます。
Askはなぜツールを自動で開かないのですか?
自分で移動すると決めるまで、会話の中にいられるようにするためです。Askはツールを準備し、設定した内容をグレーの行に示し、その下にプロンプトを引用して待ちます。ボタンを押すと、すべて入力済みの状態でページが開きます。プランに含まれないエンジンの場合は、ボタンの横にプランのバッジが付き、ページはエンジンの「アンロック」ボタン付きで開きます。
Askはどの言語に対応していますか?
自分の言語で書くか話せば、Askはその言語で答えます。動画と画像のプロンプトはエンジンのために英語で書かれ、ボイスのセリフは書いた言語のままです。
マイクが表示されないのはなぜですか?
マイクはブラウザに組み込まれた音声認識を使っており、これに対応しているのはChrome、Edge、Safariです。Firefoxなど音声認識のないブラウザでは表示されません。入力はどのブラウザでも使えます。
AskはAPIから使えますか?
使えません。Askはスタジオの一部で、エンドポイントではありません。開発者は生成エンドポイントを直接呼び出すか、/mcpのMCPサーバー経由でアシスタントを接続します。
スタジオを開いて、最初に作りたいものを入力しましょう。質問は無料です。
この記事で使ったモデルで作ってみましょう。無料の50クレジットで始めるか、全エンジンと料金をご覧ください。