ブログ/tutorials·2026年10月2日·2分·執筆:eroqチーム
一貫したAIキャラクター動画:キーフレームが先、動きはあと
Makeなら、どのカットでも同じAIキャラクターに。ルックシートで本人を固定し、シーンごとの安いキーフレームで見た目を承認してから、そこから始まるクリップへ。
同じ女性を2カット撮ったはずが、AIは別々の女性を2人返してきます。同じダークなボブ、同じコートなのに、顔が違う。複数カットのAIクリップが崩れる、いちばんよくあるパターンです。
Askの制作モードであるMakeは、どのAIカットでも同じキャラクターを保つために作られています。eroqの陽気な小さなカチンコ、Clapが3つのアンカーで顔を安定させ、あなたが承認するまで何も生成されません。ここでは、夕暮れの屋上から下の通りへと続く、Maraが主役の2シーンのクリップを、最初の一文から編集まで追っていきます。クリップでも広告でも短編映画でも、ひとつの顔を最後まで保ちたい人のためのガイドです。
顔がブレる理由と、3つのアンカー
生成は毎回、新しい抽選です。エンジンはあなたの言葉を読み、それに合う顔を作り出します。そして「ダークなボブ、ラストオレンジのコート」に合う顔は、いくらでもあります。Makeはこれに3つのアンカーで対抗します。
- 誰なのか:ルックシート、つまり本人を示す画像が、毎回の生成に添えられます。
- 何を着ているか、そして光:すべてのシーンのプロンプトに同じ言葉を使います。
- 画:シーンごとに1枚のキーフレームを先に承認し、各クリップはそこから始まります。
アンカー1:ルックシート
ルックシートは、キャラクター本人を示す画像です。キャラクターで、そのキャラクターのアイデンティティタブから一度だけ作ります。同じ顔の写真を数枚使うことも、ペルソナだけから作ることもできます。
Makeでは、ルックシートのあるキャラクターはすべてのキーフレームにその画像として添えられ、クリップにも引き継がれます。画像を読めるエンジンでは参照画像として、あるいはクリップの始まりとなるキーフレームを通して。シートのないキャラクターは画像から外れます。Clapはプロンプトにはそのキャラクターを書き込みますが、プランカードが行の下でそのことを伝え、「シートを作成」リンクを添えます。場所や商品も同じです。デモ用の香水AMBREのような商品は、そのエレメントにシートができれば画像として加わります。スタイルにシートは要りません。
先にシートを作るべきとき:キャラクターが2カット以上に出るとき、または来週また登場するとき。言葉が描くのは「タイプ」で、シートが固定するのは「その人」です。一度画面を横切るだけのエキストラなら、言葉だけで十分です。
アンカー2:すべてのシーンに同じ言葉を
Clapは各シーンのプロンプトを、エンジン向けに英語で50〜110語で書き、変えてはいけないものを繰り返します。衣装の言葉はどのシーンでも同じに、光の言葉は作品全体で同じに。そうすればカット同士が自然につながります。Maraのために書かれる絵コンテは、たとえばこんな形です。
Scene 1 · Rooftop at dusk · 5s
Mara, early thirties, dark bob, rust-orange wool coat over a black
turtleneck, stands at the edge of a city rooftop at dusk. Medium
close-up, 50mm, shallow depth of field. Warm amber sunset light from
the left, cool blue haze over the skyline, fine film grain. She turns
from the view toward the stairwell door. Slow push-in.
Scene 2 · The street below · 5s
Mara, early thirties, dark bob, rust-orange wool coat over a black
turtleneck, steps out onto a wet street just after dusk. Wide shot,
35mm, handheld follow. Last amber light in the sky, cool blue haze,
sodium street lamps in the puddles, fine film grain. She turns up her
collar and walks into the crowd.
髪もコートも一語一句同じ。光も同じ系統で、アンバー、青い靄、フィルムグレインです。シートが「Maraが誰か」を担い、言葉が「今日何を着て、どんな光の中にいるか」を担います。プランカードの各行を開くと完全なプロンプトが表示されるので、支払う前に文面を確認できます。
アンカー3:ルックテスト
スタジオで、Askバーの下のスイッチをAskからMakeに切り替えて、こう入力します。
A two-scene vertical clip with Mara: a rooftop at dusk, then the street
below, 5 seconds each. Keyframes first.
ここまで明確な依頼なら、すぐに絵コンテとプランが返ってきて、右側の「制作」パネルも埋まっていきます。ブリーフ、「キャスト」にMara、「絵コンテ」に2つのシーン。Clapは、キャストや商品のある映画や広告にはルックテストを勧めます。クリップの場合は「keyframes first」(「キーフレームを先に」でもかまいません)と頼めば、ルックテストになります。
プランカードには「プラン · 2件の生成」と表示され、「キーフレーム · シーン1」と「キーフレーム · シーン2」が、それぞれKrea2・9:16・10クレジットで並びます。その下に合計と、ボタンが1つだけ。「承認 · 20クレジット」です。このクリックまで何も生成されず、カードの価格がそのまま請求額です。静止画は制作のなかで安い部分です(デフォルトのエンジンで5秒のクリップは45クレジット)。だから動きにお金を払う前に、顔、コート、光を静止画で確かめましょう。
キーフレームが届くと、グレーの行に「2件の生成が完了」と表示され、会話のなかのプランカードの下に、判断できる大きさで並びます。ここでしっかり見てください。Clapは見ないからです。Makeが知っているのは、どの生成が届き、どれが失敗したかだけで、コートが正しいオレンジになったかどうかは知りません。そこを決めるのはあなたです。
1つのシーンを一文でやり直す
シーン2のコートが茶色になってしまったとします。話すとおりに書けば大丈夫です。「シーン2のコートはシーン1と同じラストオレンジに。そのキーフレームをやり直して」。するとClapは、その1件だけのプランで答えます。「プラン · 1件の生成」「キーフレーム · シーン2」、10クレジット。シーン1は、承認したキーフレームのままです。どんな変更も同じで、「シーン2を夜にして」と書けば、そのシーンのプロンプトが書き直され、そのシーンだけが計画されます。
キーフレームから動画へ:各クリップは自分のキーフレームから始まる
2枚の静止画に満足したら、「次のステップ」で「すべてのクリップを生成」のような候補をタップするか、そのまま入力します。プランには「クリップ · シーン1」と「クリップ · シーン2」が並び、それぞれ「Seedance 2.0 Mini · 5s · 9:16 · サウンド · キーフレームから」で45クレジット、ボタンは1つ。「承認 · 90クレジット」です。
「キーフレームから」こそが肝心な仕掛けです。承認したキーフレームが、クリップの最初のフレームになります。開始フレームを受け付けるエンジンでの話で、デフォルトのSeedance 2.0 Miniは対応しており、KlingとVeoも同様です。エンジンはMaraをゼロから描き直しません。承認した顔、コート、構図から始めて、それを動かします。
制作の途中で誰かを加える
通りでKaiが彼女を待っているようにしたいなら、「制作」パネル(スマートフォンでは「制作」ボタンで開きます)で、「キャスト」の横の「+ 追加」をタップしてKaiを選びます。場所や商品なら「エレメント」で同じように追加できます。「次のメッセージからClapが使います」ので、彼をどこに置くかを伝えましょう。たとえば「シーン2で、Kaiが黒い車にもたれて彼女を待っている」。
Clapはシーン2をKai入りで書き直し、彼が登場するすべての場面で同じように描写して、そのシーンをもう一度計画します。Kaiにまだルックシートがなければ、パネルの名前の横に「シートなし」と表示され、プランカードには「Kaiはルックシートがまだないため、画像ではなく言葉で伝わります。」という一文と「シートを作成」リンクが出ます。
編集へ
2本のクリップがそろうと、チャットに「編集の準備ができました」と表示されます。「Cinemaで開く」(「制作」パネルの下部にもあります)を押すと、制作がCinemaの映画になります。シーンごとに、それぞれ最新のクリップが順番どおりに入ります。トリミング、サウンドとタイトルの追加、どのシーンの再生成も、MP4の書き出しもそこでできます。これで一発OKです。
詳しくはMake、あなたのAIプロデューサー、生成前に承認する、絵コンテからCinemaへで。Askモードでの名前によるキャスティングは、専用のガイドにまとめています。
よくある質問
どのカットでも同じAIキャラクターにするには?
キャラクターでルックシートを作って本人の画像を生成に添え、衣装と光の言葉をすべてのシーンでそろえ、クリップの前にシーンごとに1枚キーフレームを承認します。クリップはそのキーフレームから始まります。
なぜクリップの前にキーフレームを作るのですか?
キーフレームは、そのカットでいちばん大事な瞬間を切り取った静止画で、安く作れます。デフォルトの画像モデルで10クレジット、デフォルトのエンジンでの5秒のクリップは45クレジットです。静止画で見た目を確かめ、そのあとクリップがそこから始まります。
どのAI動画エンジンでもキーフレームから始められますか?
いいえ。開始フレームを受け付けるエンジンだけで、たとえばSeedance 2.0 Mini、Kling、Veoです。その場合、プランの行に「キーフレームから」と表示されます。それ以外では、クリップはプロンプトから生成され、エンジンが画像を読めるならルックシートが参照画像として使われます。
キャラクターにルックシートがないとどうなりますか?
言葉だけで伝わります。プロンプトにはそのキャラクターが書かれますが、本人の画像は送られません。プランカードが行の下でそのことを伝え、「シートを作成」リンクを添えます。キャラクターのアイデンティティタブでシートを作ってから、もう一度そのシーンを頼みましょう。
Makeは顔が合っているかチェックしますか?
いいえ。Makeが読むのは、どの生成が届き、どれが失敗したかだけで、画像そのものは見ません。キーフレームは会話のなかに判断できる大きさで表示され、やり直しは一文で済みます。
1つのシーンだけやり直せますか?
はい。「シーン2のコートはラストオレンジに」のように何が違うかを書けば、Clapはその1件だけのプランを提案します。制作のほかの部分は、承認したままです。
キャラクターを開き、Maraにルックシートを作ってから、Makeに切り替えて「キーフレームを先に」と伝えましょう。
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