ブログ/prompts·2026年9月5日·2分·執筆:eroqチーム
Image Oneで効くフォトリアルAI画像プロンプト:レンズ・光・CFG
フォトリアルなAI画像のためのレンズと光の語彙、ネガティブプロンプト、CFGスケール、顔を固定する参照写真、そしてImage One向けのプロンプト例15本を紹介します。
フォトリアルなプロンプトは、願いごとのリストではなく、カメラマンの撮影メモです。Image Oneから写真のような仕上がりで出てくるプロンプトは、レンズ、光、質感をはっきり指定しています。一方、CGのような仕上がりになるプロンプトは「realistic, 8k, hyperdetailed」と書いて、あとは運任せです。ここでは、そのための語彙と設定、そして画像スタジオにそのまま貼り付けられる15本のプロンプトを紹介します。
フォトリアルなプロンプトの組み立て方
1段落、30〜80語で、次の順に書きます。2〜3個の身体的特徴を添えた被写体、ひとことで表す舞台、レンズ(焦点距離と絞り)、光(光源と質)、1〜2個の質感や空気感のディテール、そして2語のムードです。どれかを省くと、モデルが独自のデフォルトで埋めます。舞台ならそれでも構いませんが、光の場合は致命的です。
白髪の筋が入った髪とそばかすのある40代女性のクローズアップポートレート、85mmレンズ・f/1.8、カメラ左からのやわらかな窓明かり、無地のグレー背景、かすかなフィルムグレイン、穏やかでまっすぐな眼差し。
「写真」や「リアル」という言葉は入っていません。リアルさを担っているのは、レンズと光です。
レンズの語彙
レンズを指定すると、どこまでを画面に収め、どれだけぼかすかがモデルに伝わります。あなたが書いているのは「見え方」であって、実際のレンズ選びではありません。
- 24mmまたは28mm:広い室内や風景。端がわずかに引き伸ばされ、すべてにピントが合います。
- 35mm:ストリートや環境ポートレート。人物とその人の居場所を一緒に写します。
- 50mm:中立的な選択肢。迷ったらこれを使いましょう。
- 85mmまたは105mm:ポートレート。好ましい圧縮効果があり、背景が溶けるようにぼけます。
- マクロ(60mm〜100mm):商品、質感、料理、ジュエリー。
- f/1.4〜f/2:浅いピント。1つの面だけがシャープで、ほかはすべてやわらかくなります。
- f/4:被写体と、少しの周辺状況。
- f/8〜f/11:風景や商品など、手前から奥までシャープであるべきもの。
開放気味の絞りに「浅い被写界深度」を重ねて書かないでください。同じことを2回言うことになり、ぼけがマンガのように不自然になります。
光の語彙
フォトリアルなプロンプトの勝負は、光で決まります。動画スタジオの演出ラックにある7つのライティング名は、画像プロンプトに入力する言葉としても最も信頼できます。
- 窓明かり(Window light):やわらかく、方向性のある光。ポートレートと室内の定番です。
- ソフトクロスライト(Soft cross):角度をつけた2つのやわらかい光源。顔や商品をすっきり見せる、広告的なルックになります。
- 逆光(Contre-jour):被写体の背後からの光。髪や輪郭にリムライトが入り、指定すればフレアも出ます。
- プラクティカル照明(Practicals):ランプ、ろうそく、画面、看板など、画面内の光源が照明の役割を担います。
- トップライト(Overhead fall):真上からの光。眉や頬骨の下に影が落ちます。ドラマチックで、あえて人物を美しく見せない光です。
- シルエット(Silhouette):明るい背景に対して、被写体が暗く沈みます。
- ネオンの光(Neon glow):色付きの看板をキーライトにします。色を指定しましょう。
そのうえで、「硬い」か「やわらかい」か、時間帯、そして光が何に当たるかを書き添えます。「曇り空の拡散光」と「正午の硬い日差し」では、同じ通りでもまったく別の写真になります。
Image OneのネガティブプロンプトとCFG
3つの画像モデルはどれも、ネガティブプロンプトとCFGスケールに対応しています。フォトリアルな制作では、ネガティブのリストは短く、ほとんど変わりません。1つ用意して使い回しましょう。
painting, illustration, cartoon, 3d render, plastic skin, waxy, oversaturated, extra fingers, deformed hands, blurry, text, watermark, logo
リストをいつまでも伸ばし続けるのではなく、ショットごとの語(「メガネ」「帽子」「人混み」)をその上に足してください。長すぎるネガティブリストはポジティブプロンプトとぶつかり合い、画像を平板にしてしまいます。
CFGは、モデルがあなたの言葉をどれだけ文字どおりに守るかを決めます。最初のバッチではデフォルトのままにしておき、指定したディテールが無視されたら少し上げ、肌がざらついたり色が飽和しすぎたりしたら少し下げます。写真には多少のゆるさが許されるので、フォトリアルな制作では通常、イラストより一段低いCFGが向いています。詳しくは用語集のCFGスケールとネガティブプロンプトの項目をご覧ください。
顔を固定する
同じ人物は、どのレンダリングでも同じに見えなければなりません。解決策は2つあり、どちらもスタジオ内で使えます。
- 参照写真。 1枚以上の写真を添付すると、モデルはレンダリングをまたいで顔を保ちます。これが参照画像のコントロールです。正面から光の当たった、きれいな元写真を使いましょう。
- キャラクター。 名前、ペルソナ、参照写真をキャラクターに一度保存すれば、あとはどのプロンプトでも@でそのキャラクターをメンションするだけです。画像でもクリップでも同じ顔になり、キャラクターにボイスを持たせることもできます。
1〜4枚のバッチでレンダリングして、同じ設定のテイクを比べましょう。Image Oneでは縦横比にかかわらず1枚あたり10クレジットで、生成した画像はレシピ付きでライブラリに保存されます。各比率は、それぞれのネイティブサイズでレンダリングされます。1:1は1024×1024、3:4は896×1152、4:3は1152×896、9:16は768×1344、16:9は1344×768です。キャラクターを軸にしたプロダクトの全ワークフローは、キャラクターのための画像生成で解説しています。
Image One向けフォトリアルプロンプト15選
ポートレート
- 白髪の筋が入った髪とそばかすのある40代女性のクローズアップポートレート、85mmレンズ・f/1.8、カメラ左からのやわらかな窓明かり、無地のグレー背景、かすかなフィルムグレイン、穏やかでまっすぐな眼差し。
- 濡れたオレンジ色のオイルスキンを着たひげの漁師が港の防波堤で笑っている、50mmレンズ、曇り空の拡散光、レンズに付いた潮しぶき、背後でやわらかくぼけた船、風雪に耐えた温かみ。
- チャコールグレーのタートルネックを着た若い男性のスタジオヘッドショット、105mmレンズ・f/4、控えめなリムライトを添えたソフトクロスライト、暗いシームレス背景、両目にキャッチライト、自信に満ちた静けさ。
- 鏡に背をもたせかけてリハーサル室の床で休むダンサー、35mmレンズ、天窓からのトップライト、空中に舞うチョークの粉、鎖骨に光る汗、疲れと満足感。
ストリート
- 夜の東京の雨の中、横断歩道で信号を待つサイクリスト、35mmレンズ・f/2、濡れた路面に映る薬局の看板のネオンの光、通り過ぎるタクシーのモーションブラー、落ち着かなさと明るさ。
- 秋の公園のベンチでチェスを指す2人の老人、70mmレンズ、葉の落ちた木々越しの低く暖かな日差し、砂利に伸びる長い影、浅い被写界深度、穏やかで和やかな空気。
- 木のまな板の上でマンゴーを切る屋台の売り子の手元、60mmマクロレンズ、縞模様の日よけ越しに差し込む真昼の日差し、つややかに光る果汁、ピントは包丁の刃先、鮮やかでにぎやか。
商品
- 粗削りのスレート板に置かれたマットブラックの腕時計、100mmマクロレンズ・f/8、ベゼルに硬いリムライトが入るソフトクロスライト1灯、暗いグラデーション背景、精密でほこりひとつない。
- 結露の粒が浮かぶ、大理石のカウンターに置かれたアイスコーヒーのグラス、50mmレンズ・f/2.8、背後からの朝の窓明かり、背景にかすかなケトルの湯気、爽やかで清潔感がある。
- 濡れた石畳の通りに置かれたタンカラーのレザーブーツ、膝の高さから35mmレンズ、曇り空のやわらかな光、足元の水たまりに映る反射、ウェルトに付いた新しい泥、無骨で飾らない。
インテリア
- 高い窓の下に使い込まれた緑のアームチェアがある読書コーナー、24mmレンズ、床に暖かな長方形を落とす午後遅くの窓明かり、光の筋に舞うほこり、窓台に積まれた本、生活感があって静か。
- 閉店間際のホテルのバー、空いた革張りのスツールとグラスを磨くバーテンダーが1人、35mmレンズ・f/2、プラクティカル照明のランプと背後から照らされたボトル、隅に落ちる深い影、気だるくエレガント。
風景
- 雨上がりのスコットランドの谷を抜ける砂利道、24mmレンズ・f/11、低い雲を割って差し込む逆光の太陽、濡れて光る石、中景に数頭の羊、広大で澄んだ空気。
- 冬の嵐の中、玄武岩の崖に立つ灯台、70mmレンズ、灰色の拡散光と一筋の暖かな光線、空中で止まったしぶき、長時間露光でやわらいだ波、荒々しく孤独。
- ブルーアワーの砂漠のハイウェイに1台だけのピックアップトラック、遠くでヘッドライトを点けている、50mmレンズ、オレンジから深い青へのトワイライトのグラデーション、アスファルトにまだ残る陽炎、がらんとして静か。
よくある質問
プロンプトに「写真」や「フォトリアル」と書くべきですか?
ほとんどの場合、不要です。レンズ、絞り、光源を書くほうが、モデルをストックフォトのような硬さに押しやることなく、うまく機能します。それでもイラストっぽく見える場合は「フィルムグレイン」を追加し、ネガティブプロンプトに「絵画、イラスト」を入れてください。
レンダリングごとに顔が変わってしまうのはなぜですか?
参照がないと、モデルは毎回新しい顔を作り出すからです。参照写真を添付するか、その人物をキャラクターとして保存して@でメンションしてください。そうすれば画像をまたいで顔が保たれ、画像から動画を使えば、クリップをまたいでも保たれます。
フォトリアルな画像でCFGスケールはどんな役割をしますか?
モデルがプロンプトにどれだけ厳密に従うかを制御します。高くすると文字どおりで彩度が高くなり、低くするとゆるく、やわらかくなります。写真の場合、通常はデフォルトより一段上げるより、一段下げたほうが自然に見えます。
上のプロンプトを画像スタジオに貼り付け、Image Oneを選んで、4枚のバッチでレンダリングしてみてください。
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