ブログ/prompts·2026年10月14日·2分·執筆:eroqチーム
ちゃんと歌われる、AIソングの歌詞の書き方
セクションタグ、4〜5秒に1行という行数の目安、スタイルを歌詞に混ぜないこと。AI音楽生成に、意図どおりに歌ってもらう歌詞の書き方。
AI音楽生成が読むのは2つです。曲がどう聞こえるべきかと、歌う言葉。ダメなAIソングのほとんどは、この2つを混ぜてしまうか、曲に収まる以上の言葉をエンジンに渡すことから生まれます。このガイドでは、ほぼすべてを解決する3つのルールを、eroqの音楽スタジオのCustomモードにそのまま貼り付けられる例とともに紹介します。
ルール1:スタイルは音、歌詞は言葉だけ
Music OneのCustomモードには2つの欄があり、エンジンはそれぞれを別のものとして扱います。
- スタイルは音の鳴り方です。短いカンマ区切りのリストがいちばんうまくいき、歌う言語を最初に書きます:
English, warm female vocal, synth-pop, 104 BPM, shimmering synths, melancholy(英語、温かい女性ボーカル、シンセポップ、104 BPM、きらめくシンセ、切ない)。スタイルの単語は英語のまま書くのがおすすめです。 - 歌詞は、歌われる言葉だけです。
歌詞に書いたものは、指示も含めてすべて歌われます。歌詞に「(ここでテンポを落として、ストリングスを入れる)」と書けば、誰かがそれを歌うのを聞くことになるかもしれません。テンポ、楽器、ムード、声の特徴はスタイルに、声に出す言葉だけを歌詞に書きましょう。
スタイルで役立つ2つの習慣:
- 人ではなく、音を説明する。ジャンル、年代、声の特徴、楽器(「1990s trip-hop, smoky female vocal, vinyl crackle, slow breakbeat」=90年代のトリップホップ、スモーキーな女性ボーカル、レコードのノイズ、ゆったりしたブレイクビーツ)のほうが、アーティスト名よりも狙いに近づけます。それがMusic Oneの従う言葉であり、作詞機能がアーティスト名を出すこともありません。
- 英語以外で歌わせるなら、言語を最初に書き、歌詞もその言語で書きます:
Spanish, warm male vocal, bolero, nylon guitar(スペイン語、温かい男性ボーカル、ボレロ、ナイロン弦のギター)。日本語なら先頭はJapaneseです。いちばん強いのは英語です。
ルール2:セクションタグで曲の形を作る
セクションタグは、それぞれ単独の行に置く目印で、各パートがどこから始まるかをエンジンに伝えます。Music Oneが理解するのは、曲の順に次の6つです:[Intro]、[Verse]、[Pre-Chorus]、[Chorus]、[Bridge]、[Outro]。
[Verse]
Streetlights fade behind the bus
The town I knew is shrinking fast
Every window that I passed
Held a version of my past
[Chorus]
I'm leaving, leaving, nothing left to prove
The road is long and I'm in love with the move
[Verse]
Mama's porch light, still on late
She said the city eats its young
I said I'd write, I held my tongue
And let the engine take the weight
[Chorus]
I'm leaving, leaving, nothing left to prove
The road is long and I'm in love with the move
[Bridge]
And if I fall, I'll fall in motion
Never standing still again
[Outro]
Nothing left to prove
タグがしてくれること:
- 戻ってくるサビが、曲を耳に残す。一度書いたら、次のヴァースのあとで一字一句そのまま繰り返します。繰り返しこそがフックです。
- ブリッジは空気を変える。物語をひっくり返す1行に使い、短くまとめましょう。
- アウトロが終わりを着地させる。アウトロがないと、曲は終わるべきところではなく、時間が尽きたところで止まってしまうことがあります。
- タグのない文字の壁は1つのヴァースとして扱われ、形のないひと塊として歌われます。タグを付けましょう。
ルール3:言葉を長さに合わせる
いちばんよくある問題は、最後の行の前に曲が終わってしまうことです。エンジンには埋めるべき決まった長さがあり、イントロや間奏がその一部を使い、残りが歌われます。
実用的な目安は、歌う行がおよそ4〜5秒に1行です。
| 長さ | 収まる歌の行数(目安) |
|---|---|
| 30秒 | 6〜7 |
| 1分 | 12〜14 |
| 2分 | 25〜28 |
| 3分 | 38〜42 |
| 4分 | 50〜55 |
数えるのはスタジオがやってくれます。歌詞の下のカウンターが、選んだ長さの目安に対して歌う行がいくつあるかを表示し、多すぎると警告します。タグと空行は数えず、数えるのは歌う行だけです。
目安を超えたら、長さを延ばすか、ヴァースを1つ削りましょう。詰め込みは禁物です。長い行を早口で歌うと、せかせかして聞こえます。
よく歌える行の書き方
- 行は短く、アクセントは自然に。英語なら1行8〜10音節が無理なく歌える長さです。ビートに乗せて声に出して読みましょう。
- 韻はゆるく。「fast」と「past」、「young」と「tongue」のような近い韻のほうが、無理に完璧にそろえた韻より人間らしく聞こえます。
- 抽象より具体的なイメージ。「Mama's porch light, still on late」(遅くまで灯ったままの、母さんの玄関の明かり)のほうが、「懐かしい気持ち」よりずっとよく歌になります。
- 曲に必要なら、汚い言葉も使っていい。歌詞は明文化されたポリシーの範囲内で検閲なしなので、汚い言葉も、失恋も、ダークな物語も問題ありません。ポリシーが拒否するのは、未成年者が関わるもの、本人の同意のない特定可能な実在の人物、違法なもの、性暴力です。
書きたくないなら、作詞機能に始めてもらう
- Simpleモード:曲を一文で説明すれば、スタジオが歌詞、スタイル、タイトルを、選んだ長さに合わせて書いてくれます。その分は料金に含まれています。
- Customモードで歌詞が空なら:おまかせを押すと、スタイルに合った下書きが無料で届くので、それを編集します。
- 歌詞を書いたあとは、同じボタンが強化に変わり、歌詞を磨いてくれます。こちらは有料プランが必要です。
あとは長さとテイク数(1か2)を選んで、「生成」を押します。料金は1テイクにつき30秒(端数切り上げ)ごとに3クレジットで、上の2分の曲なら12クレジットです。1行だけうまくいかなかったら、「あなたの曲」でその曲を開いてCustomでリミックスを押します。同じスタイル、歌詞、長さで開き直すので、その言葉を変えて、もう一度レンダリングしましょう。
よくある質問
AIソングの歌詞は何行必要ですか?
歌う行がおよそ4〜5秒に1行です。1分の曲なら12〜14行、2分なら25〜28行、3分なら38〜42行。スタジオのカウンターが、選んだ長さの目安に対する合計を表示します。
AIソングが最後の歌詞の前に終わってしまうのはなぜですか?
長さに対して行が多すぎるからです。カウンターが目安に収まるまで、長さを延ばすか、ヴァースを削りましょう。
ジャンルや楽器はどこに書けばいいですか?
「スタイル」に書き、「歌詞」には決して書きません。歌詞に書いたものは、指示も含めてすべて歌われます。
Music Oneが理解するセクションタグは?
[Intro]、[Verse]、[Pre-Chorus]、[Chorus]、[Bridge]、[Outro]で、それぞれ単独の行に書きます。
歌手の名前を使って、その人のサウンドにできますか?
代わりにサウンドを説明してください。Music Oneが従うのは、ジャンル、年代、声の特徴、テンポ、楽器で、歌手の名前ではありません。
AIソングの歌詞に汚い言葉を入れられますか?
eroqなら、はい。歌詞は明文化されたポリシーの範囲内で検閲なしです。フィクションのみ、未成年者が関わるものは一切なし、本人の同意のない特定可能な実在の人物はなし、違法なものはなし、性暴力はなし。

