ブログ/tutorials·2026年10月2日·2分·執筆:eroqチーム
AIで短編映画を作るエージェント:絵コンテから動画、Cinemaの編集まで
Makeとの会話を1つ追います。ノワールのアイデアから3シーンの映画へ。Clapが質問し、絵コンテを書き、ルックテストとクリップに料金を付け、編集を渡します。
短編映画は、決めることの山です。誰が出るか、何秒にするか、光をどうするか、各シーンにいくらかかるか。Askの2つ目のモードであるMakeは、それを一緒に決めてくれるAI短編映画メーカーです。eroqのカチンコのマスコットClapが、必要なことを質問し、絵コンテを書き、すべての生成に料金を付け、あなたが承認したものだけを撮って、編集をCinemaで渡します。
このチュートリアルでは、1つの制作をMP4まで追います。あなたのキャラクター2人、MaraとKaiが主演する、16:9・3シーンのノワールです。ほかの種類の制作はMakeの概要で紹介しています。
Makeに切り替えて、映画を伝える
スタジオを開きます。ホーム上部のAskバーの下に、Ask | Makeと書かれたスイッチがあります。Makeを選び、「短編映画」のスターターをタップするか、自分で入力します。「私のキャラクターで、3シーンのノワール短編映画。16:9」。スイッチの横にある「Clapが考えるモデル」のピッカーは、Autoのままにしておきます。Autoは料金込みです。
Clapは1つずつ質問する
質問は1メッセージに1つ、最初の絵コンテまでは最大3つです(必要なことがすべて書かれた依頼なら、すぐに絵コンテが届きます)。答えはタップする選択肢で、入力してもかまいません。
- 主演は?選択肢はあなたのキャラクターで、写真付きです。MaraとKaiをタップして「続ける(2)」。ルックシートのないキャラクターには「シートなし」と表示されます。
- 長さは?30秒をタップします。
- ナレーションか、セリフか?「両方」をタップします。
Clapが書いている間、返信の上のブロックに、いま何をしているか(「絵コンテを書いています…」「プランの料金を計算しています…」)と制作メモがリアルタイムで流れます。書き終わると「7秒 考えました」に折りたたまれます。
絵コンテと、同じ言葉を繰り返す理由
映画は3〜6シーン。今回は10秒のシーンが3つです。「依頼人」(MaraがKaiの事務所に入ってくる)、「波止場」(夕暮れ、彼女が封筒を水に落とすのをKaiが見ている)、「車」(夜、彼女が助手席に滑り込む)。シーンのプロンプトは、何語で入力してもエンジン向けに英語で書かれ、1つあたり50〜110語です。制作パネルでシーンをクリックすると読めます。シーン1はこうです。
Medium-wide shot, 35mm lens feel, Kai's office at night. Kai, a man in his late thirties with a short dark beard, in a charcoal three-piece suit and loosened black tie, sits behind his desk. Rain streaks the window; venetian blinds throw hard stripes of tungsten light across the room. Mara, a woman in her thirties with a sleek black bob, in a belted camel trench coat over a black silk blouse, walks in and lays a sealed envelope on the desk. Slow push-in. Low-key light, cold blue fill, teal-and-amber palette, 35mm grain.
シーン2と3にも、同じ描写が一字一句そのまま出てきます。ボブヘアとキャメルのトレンチコート、あごひげとチャコールのスーツ。これがコンティニュイティです。クリップは1本ずつ別々に生成されるので、2通りに書かれたコートは2着の別のコートになります。最後の1行も繰り返されます。映画全体で光の言葉をそろえるから、ショットがつながるのです。
右側の制作パネルは、進むにつれて埋まっていきます(スマートフォンでは「制作」ボタンで開きます)。ブリーフ(タイトル、ログライン、16:9、30秒、エンジン、言葉で書いたルック)、キャスト、エレメント、絵コンテ。ここで追加したキャラクターやエレメントは、次のメッセージからClapが使います。
ルックテスト:シーンごとに1枚のキーフレーム
絵コンテと一緒に、最初のプランが届きます。ルックテストです。シーンごとに1枚のキーフレーム画像を作り、クリップの前に安くルックを固めます。カードの見出しは「プラン · 3件の生成」です。
| 生成 | モデルと形式 | 料金 |
|---|---|---|
| キーフレーム · シーン1 | Krea2 · 16:9 | 10 cr |
| キーフレーム · シーン2 | 同上 | 10 cr |
| キーフレーム · シーン3 | 同上 | 10 cr |
その下に合計と、ボタンが1つだけ。「承認 · 30クレジット」です。各行を開くと完全なプロンプトが表示され、その生成を専用ツールで開くリンク(「Imageで開く」)もあります。承認するまで何も生成されず、表示された料金がそのまま請求額です。クレジットが足りなければ、ボタンに必要な数が表示され、チャージへのリンクが出ます。
MaraとKaiは、それぞれのルックシート、つまりアイデンティティの画像として、すべてのキーフレームに入ります。ルックシートのないキャラクターは画像に入りません。プランの行の下にそう表示され、シートを作るリンクが付き、プロンプトの言葉がそのキャラクターを伝えます。
承認しましょう。生成はツールと同じパイプラインで実行され、プランカードの下のグリッドに届きます。クリックすると大きく表示され、ダウンロードボタンもあります。グレーの行が知らせます。「3件の生成が完了」。
撮影:各クリップはキーフレームから始まる
Clapは結果を読み、次のステップを提案します。何が完了し、何が失敗したかは把握していますが、画像を見て評価はしません。ルックの判断はあなたの役目です。よければ、次のプランへ。
| 生成 | モデルと設定 | 料金 |
|---|---|---|
| クリップ · シーン1 | Seedance 2.0 Mini · 10s · 16:9 · サウンド · キーフレームから | 90 cr |
| クリップ · シーン2 | 同上 | 90 cr |
| クリップ · シーン3 | 同上 | 90 cr |
「承認 · 270クレジット」。アクション!「キーフレームから」がポイントです。各クリップはそのシーンのキーフレームから始まり、開始フレームを受け付けるエンジンでは、それがクリップの最初のフレームになります。Seedance 2.0 Miniもその1つです。承認したルックが、そのまま動き出すのです(キーフレームを先に作る理由)。このデフォルトエンジンでは、5秒のクリップが45クレジット、10秒なら90クレジット。1つのプランには最大8件の生成が入り、そのうちクリップは6本までです。
「3件の生成が完了」。失敗したクリップは自動で返金され(「請求なし」)、Clapが再試行、別のエンジン、短いクリップといった対処を提案します。返信の下の次のステップには、あなたの言葉で候補が並びます。「シーン2を夜にして」「ナレーションを追加して」。
1文で1シーンをやり直す
夜のシーンに挟まれて、シーン2の夕暮れが空気を壊しています。「シーン2を夜にして」をタップ。Clapはシーン2だけを書き直します。夕暮れは夜になり、濡れた板張りにナトリウム灯。トレンチコートもスーツも、パレットの言葉もそのままです。プランはシーン2だけ。新しいキーフレームと、そこから始まる新しいクリップで100クレジットです。シーン1と3はクリップをそのまま使い、何も二重に買いません。夕暮れのテイクもライブラリに残ります。もっと安く済ませるなら、ルックテストの段階で気づくこと。そこでのやり直しは10クレジットです。
セリフとナレーション
「ナレーションを追加して」をタップ。Clapがどの声にするかを聞きます(選択肢はカタログの声と、あなたのクローンボイス)。低く、ゆったりした声のOrionを選びます。「両方」と答えていたので、シーン3にはすでにMaraの最後のセリフがあります。プランはこうです。
| 生成 | 声 | 料金 |
|---|---|---|
| ナレーション | Voice One · Orion · 172文字 | 6 cr |
| セリフ · シーン3 | Voice One · Mara · 37文字 | 3 cr |
Voice Oneは、100文字ごと(端数は切り上げ)に3クレジットです。話す言葉はその言語のままなので、日本語で作った映画なら、ナレーションも日本語にできます。Maraのセリフは、彼女のキャラクターに設定された声で読まれます。リップシンクはありません。セリフは映像の下、オーディオトラックで流れます。ここはノワールが味方です。引きの画にナレーション、影に沈んだ顔。
Cinemaで編集を開く
すべてのシーンにクリップがそろうと、「編集の準備ができました」(「3シーン · 30秒、すべてのクリップが順番どおり」)というカードが出ます。そこか制作パネルのCinemaで開くを押すと、制作がCinemaの映画になり、「編集」タブで開きます。
- 各シーンの最新のクリップが、絵コンテの順に並びます。シーン2は夜のバージョンです。
- ナレーションは映画の頭から、Maraのセリフはシーン3の始まりから、オーディオトラックに置かれます。
- タイトルとログラインが、脚本の冒頭に入ります。
あとは普通のCinemaの映画です。クリップをトリミングして並べ替え、手持ちの音楽やタイトルを加え、「絵コンテ」タブからどのシーンでも再レンダリングし、MP4に書き出せます。大きなやり直しは、Clapがコンティニュイティを握っているMakeのうちに済ませましょう。
映画づくりにはAskとMake、どちら?
どちらもCinemaで終わります。無料のAskは準備をします。映画を説明すると、返信の下のボタンが、シーンが用意された状態のCinemaを開きます。まだ何も生成されていないので、シーンごとに自分でレンダリングします(その手順はこちら)。Makeは一緒に制作します。すべての生成に料金が付き、承認すると実行され、クリップが並んだ編集が届きます。今回のウォークスルーはAutoで409クレジット、計画そのものは無料でした。
よくある質問
AIエージェントは短編映画を丸ごと作れますか?
あなたと一緒なら作れます。MakeではClapが必要なことを質問し、3〜6シーンの絵コンテを書き、生成をプランとして提案します。承認すると実行し、Cinemaで編集を渡します。あなたのクリックなしにクレジットを使うことはありません。
AIで絵コンテを動画にできますか?
はい、シーンごとにできます。Makeでは、各シーンをまず承認したキーフレームにし、そこから始まるクリップにできます。どれも生成前に料金が表示されます。完成したクリップは、絵コンテの順にCinemaに並びます。
3シーンのAI短編映画はいくらかかりますか?
今回は、ルックテストが30クレジット、Seedance 2.0 Miniでの10秒クリップ3本が270クレジット、声は100文字ごとに3クレジットです。Autoは料金込みで、名前付きのモデルはメッセージごとに課金され、送信前に料金が表示されます。プランは/pricingにあります。
キャラクターを全シーンで同じ見た目に保つには?
キャラクターで、それぞれにルックシートを作りましょう。アイデンティティの画像として、すべてのキーフレームとクリップに入ります。Clapは同じ衣装をすべてのシーンに書き込み、各クリップは承認済みのキーフレームから始まります。ルックシートがなければプランにそう表示され、言葉がキャラクターを伝えます。
Makeはリップシンクや音楽に対応していますか?
いいえ。Makeにはリップシンクも、アップスケールも、音楽生成もありません。セリフとナレーションはオーディオトラック上の音声です。音楽は、手持ちの曲をCinemaに入れてください。
この記事で使ったモデルで作ってみましょう。無料の50クレジットで始めるか、全エンジンと料金をご覧ください。