ブログ/guides·2026年10月9日·2分·執筆:eroqチーム
訴求軸10選:テストすべき広告の切り口とコピー例
オファーから新発売まで、広告でテストすべき10の訴求軸。それぞれが伝えること、合う場面、見出しとメインテキストの例、そして誠実さのルール。
訴求軸とは、広告がいちばん前に出す、ひとつの買う理由のことです。同じ商品でも、2つの訴求軸で売れば2つの違う広告になり、それぞれ違う動機に語りかけます。だからこそ訴求軸のテストは、お客さんが本当に何を大事にしているかを知る、最も安上がりな方法のひとつなのです。
以下は、eroqのAds StudioでClapが静止画バッチに割り振る10の訴求軸です。このリストはどのツールでも使えます。それぞれの訴求軸について、伝えること、合う場面、1つの商品での見出しとメインテキストの例、そして該当する場合は誠実さのルールを載せています。
訴求軸、フック、フォーマット:3つは別物
- 訴求軸は、なぜ買うのか。オファー、ベネフィット、ギフトのアイデア。
- フックは、最初の1秒でどう注意をつかむか。質問、意外性、実演。
- フォーマットは、形。静止画、UGC風の口コミ、開封動画、マクロショット。
1つの訴求軸は、さまざまなフックで始められ、さまざまなフォーマットで展開できます。テストするときは3つのうち1つずつ変えましょう。そうしないと、どれが結果を動かしたのかわかりません。
10の訴求軸とコピー例
どの例も、同じ架空の商品を売っています。ガラス瓶入りのコールドブリューコーヒーの濃縮液で、オンラインで販売しているものです。見出しは、画像の中にも広告の見出し欄にも収まる短さ。メインテキストは、広告の上に表示される投稿文です。
1. オファー
伝えること:割引、セット販売、送料無料、購入特典があるから、今買おう。合う場面:実際に実施中のプロモーション、リターゲティング、季節のセール。
- 見出し:「最初の1本は送料無料」
- メインテキスト:「カフェのようなコールドブリューを、自宅の冷蔵庫から。初回のご注文は日曜日まで送料無料です。」
オファーが実施中で、その条件がランディングページと一致しているときだけ使いましょう。
2. ベネフィット
伝えること:お客さんが得られるものを、機能ではなく結果として。合う場面:ほぼいつでも。新規層への基本です。
- 見出し:「アイスコーヒーが10秒で」
- メインテキスト:「注いで、ミルクを足して、できあがり。マシンも行列もいらないし、デスクに着くころに氷が溶けていることもありません。」
約束するのは、いちばんうまくいった場合ではなく、ふつうのお客さんが得られるものです。
3. 成分・素材
伝えること:何でできているか、そしてそれがなぜ大事か。合う場面:鋳鉄、メリノ、ガラス、短い原材料リストなど、素材こそが違いであるとき。
- 見出し:「コーヒーと水。原材料はそれだけ。」
- メインテキスト:「アラビカ豆を水に18時間浸して、2回ろ過。瓶に入っているのは、それだけです。」
4. 使い方
伝えること:使う手順をステップごとに。「難しくない?」という疑問に答えます。合う場面:新しいカテゴリー、慣れが必要な商品、試すのをためらわれがちなものすべて。
- 見出し:「コーヒー1に、ミルク2」
- メインテキスト:「グラスに氷を入れて、3分の1まで注いだら、ミルクか水で満たすだけ。レシピはこれで全部です。」
5. 日常のひとこま
伝えること:お客さんの暮らしの一場面にある商品。合う場面:特定の時間や場所と結びついた商品、強いルックを持つブランド、新規開拓。
- 見出し:「土曜、朝9時、バルコニー」
- メインテキスト:「いつか過ごそうと思っていた、ゆっくりした朝。やかんのお湯が沸くより先に、もう準備完了。」
6. 社会的証明
伝えること:ほかのお客さんがすでに選んでいる。合う場面:本物のレビューが集まってから。迷っている人へのリターゲティングに強い。
- 見出し:「[実際の件数]件のレビューで星[実際の平均]」
- メインテキスト:「[本物のレビューを一字一句そのまま。] [名前]さん(認証済み購入者)。ほかのレビューは商品ページでどうぞ。」
本物のレビューだけを正確に引用し、件数も本物で。架空のお客さん、引用、数字は絶対に使わないこと。
7. 悩み → 解決策
伝えること:ひとつの不満と、それを取り除く商品。合う場面:はっきりした悩みを解消する商品。動画なら「悩み → 解決」フォーマットで輝きます。
- 見出し:「朝のコーヒーの行列は、もう卒業」
- メインテキスト:「行列が、あなたの朝を食べていく。冷蔵庫に1本あれば、鍵を見つけるより先に、家でアイスコーヒーができあがります。」
8. ギフト
伝えること:誰のためのもので、なぜ良い贈り物になるのか。合う場面:ホリデーや贈り物の時期、すてきなパッケージ、ギフトセット。
- 見出し:「アイスコーヒーが手放せない、あの友だちに」
- メインテキスト:「ボトル2本とグラス2つを、前から準備していたように見える箱に入れて。[祝日]前のお届けは[日付]までにご注文ください。」
9. 比較
伝えること:お客さんがいま使っているものと比べてどうか。合う場面:競合のひしめくカテゴリー、乗り換えの決断。
- 見出し:「インスタント派に、コールドブリューという選択肢」
- メインテキスト:「インスタントは、すばやく溶けるように作られています。こちらは、水で18時間かけて抽出。飲み比べてから決めてください。」
比べる相手は、カテゴリーや従来のやり方にしましょう。競合の名前を出すなら、すべての主張が正確で、裏付けの資料がなければなりません。比較広告は多くの国で規制されています。味の比較テストをでっち上げるのは絶対にやめましょう。
10. 新発売
伝えること:新しい何か。商品、フレーバー、サイズ、カラー、再入荷。合う場面:本当に新しいものを出すとき。まずは既存のお客さんとフォロワーに。
- 見出し:「新登場:デカフェのコールドブリュー」
- メインテキスト:「同じじっくり抽出で、デカフェが登場。午後だからとがまんしていたアイスコーヒーに。」
本当に新しいときだけ。
最初にテストすべき訴求軸
状況別の経験則です。
- まだレビューのない新しいブランド:ベネフィット、悩み → 解決策、使い方。商品さえあれば作れて、どの約束が刺さるかを教えてくれます。
- ひと目では理解されない商品:気の利いたことをする前に、使い方と成分・素材。
- 本物のレビューがある定番商品:社会的証明を加えます。特にリターゲティングで。
- 贈り物のシーズンや本当のプロモーション:ギフトとオファーを、お客さんが気にかける日付に合わせて。
- 競合のひしめくカテゴリー:従来のやり方との比較と、本当の違いを示す成分・素材。
- 発表すべき新しいもの:新発売を、まずは既存のお客さんに。
どんな状況でも、各ラウンドに、自分では選ばなかったはずの訴求軸を1つ入れておきましょう。お客さんが何を大事にしているかというあなたの推測こそが、テストで確かめていることだからです。
訴求軸ごとに動画フォーマットを合わせる
ある訴求軸が静止画で勝ったら、次の一手は同じ訴求軸の動画になることがよくあります。Ads Studioの動画広告フォーマットとは、自然に組み合わせられます。
| 訴求軸 | 試したい動画フォーマット |
|---|---|
| オファー、新発売 | 商品のヒーローショット、開封動画 |
| ベネフィット、日常のひとこま | 日常シーン、変身ビフォーアフター |
| 成分・素材 | ラグジュアリーマクロ |
| 使い方 | UGC風の口コミ(効果を謳うのではなく実演として)、日常シーン |
| 社会的証明 | 商品のヒーローショット(本物のレビューの引用を画面上のテキストとして追加) |
| 悩み → 解決策 | 悩み → 解決 |
| ギフト | 開封動画 |
| 比較 | カスタム:並べて比べる映像を説明する |
eroqで訴求軸をテストする方法
訴求軸ごとに1本ずつ広告を用意し、テスト全体でフォーマットとビジュアルのスタイルをそろえて、大きな違いが訴求軸だけになるようにします。広告は別々にアップロードし、広告マネージャで成果単価を読み、勝った広告をさらに作りましょう。予算と勝者を決めるタイミングはクリエイティブテストのフレームワークで解説しています。eroqはクリエイティブを作るツールで、成果は読み取りません。
ブランドの中で「作成」、「静止画広告」の順に進み、商品と本数を選びます(1商品あたり最大20本、1バッチ最大24本)。Clapがバッチを無料でプランニングして訴求軸に振り分け(オファーはキットに書かれているときだけ)、各広告にそれぞれのシーン、見出し、CTAを14言語のどれでも付けます。10本のバッチで、Krea2なら100クレジット、Eroq Oneなら200クレジット。どちらも商品を写真のとおりに正確に保つエンジンです。手順は静止画広告のヘルプに、バッチの流れ全体は静止画広告をバッチで作るにあります。
Clapは設計上、上の誠実さのルールに従います。ブランドキットにある事実だけをもとに書き、価格、割引、統計、主張を作り出すことはなく、オファーの広告はセールスポイントにオファーが書かれているときにしか書きません。本当のオファー、本物のレビューの一文、本当の違いを書いておく場所がキットです。アップロードする前にすべての広告を読み、広告マネージャでは訴求軸の名前を付けておきましょう。見出しを見れば、どれがどの訴求軸かは一目瞭然です。
よくある質問
訴求軸とは何ですか?
訴求軸とは、広告がいちばん前に出す、ひとつの買う理由のことです。オファー、ベネフィット、成分、使う場面、ギフトのアイデアなど。同じ商品でもさまざまな訴求軸で売ることができ、それぞれが違う動機に語りかけます。
一度にいくつの訴求軸をテストすべきですか?
小さな予算での経験則は、1ラウンドにつき3〜5つ、1本の広告に1つの訴求軸です。フォーマットとビジュアルのスタイルはそろえて、テストする変数が訴求軸だけになるようにします。
訴求軸とフックの違いは何ですか?
訴求軸はなぜ買うのか、フックは広告が最初の1秒でどう注意をつかむかです。1つの訴求軸は、さまざまなフックで始められます。ギフトの広告なら、質問からも、意外性からも、実演からも始められます。
eroqのAds Studioはどの訴求軸を使いますか?
10あります。オファー、ベネフィット、成分・素材、使い方、日常のひとこま、社会的証明、悩み → 解決策、ギフト、比較、新発売です。Clapはバッチの静止画広告をそれぞれ、ブランドキットをもとにこのどれか1つで組み立て、オファーはセールスポイントにオファーが書かれているときだけ書きます。
この記事で使ったモデルで作ってみましょう。無料の50クレジットで始めるか、全エンジンと料金をご覧ください。