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ブログ/use-cases·2026年9月5日·2分·執筆:eroqチーム

ECサイト向けAI商品動画:3ショットで作るCMのレシピ

商品写真1枚から、ショップでそのまま使える動画と商品ページ用の静止画をeroqで。チャネルごとに合ったフォーマットと、商品ページ1つ分のクレジット計算も紹介します。


商品写真が1枚、静止画が必要な商品ページ、そしてそれぞれ違う形を求める3つの掲載枠。やるべきことは「動画を作る」ことではありません。1枚の参照から、統一感のある小さな素材セットを作り、次のSKUでもルックを一から決め直さずに同じことを繰り返すことです。ここでは私たちが実際に使っているレシピを紹介し、最後に計算もお見せします。短くまとめた版は商品動画のユースケースにあります。

商品はエレメントとして登録する

プロンプトを書く前に、商品をエレメントに登録しましょう。エレメントは再利用できる場所、オブジェクト、スタイルのライブラリで、1アカウントにつき最大50個まで、どのプロンプトからでも@メンションできます。商品のエレメントには、名前、説明、参照写真を登録します。

この最後の部分こそが、この記事のすべてです。写真は参照として使われるので、エンジンはそっくりな別物をでっち上げるのではなく、実際の商品をもとに作業します。写真が1枚なら、レンダリングは画像から動画になり、エンジンは本物の商品を動かします。5秒のクリップでラベルを意識して読む人はいませんが、間違っていれば気づくものです。

エレメントを一度設定すれば、この四半期の広告はすべて、@メンションと一文で作れます。

3ショットのCM

ほとんどの商品は、3つのショットでカバーできます。それぞれ5秒で撮り、ハードカットでつなぎます。

  1. お披露目:すっきりした台の上に商品だけを置き、ゆっくりズームイン、やや広めのフレーミング、パンフォーカス。
  2. ディテール:f/1.4のマクロレンズで、素材の上をゆっくりパン。質感で売るショットです。
  3. 使用シーン:手持ちカメラで、手をフレームに入れ、自然光で。商品のある暮らしで売るショットです。

スタイリングのほとんどは演出ラックが引き受け、サーバー側でプロンプトに組み込んでくれます。CMらしいルックにするなら、フィルムの種類を「CM」、テンポを「ダイナミック」、カメラを「35mmフィルム」、パレットを「ウォームフィルム」、ライティングを「窓明かり」に設定し、ショットごとにレンズと絞りだけを変えます。ディテールはマクロでf/1.4、お披露目はクリア&シャープでf/11です。

陶器のハンドドリップ用ドリッパーを例に、1ショット目のプロンプトを丸ごと載せます。

マットな白い陶器のハンドドリップ用ドリッパーが、淡いオーク材のカウンターにひとつだけ置かれている。斜め45度からゆっくりズームイン、細い湯気がその横を立ちのぼる。左から柔らかな窓明かり、右には暖色のレフ板。シャープなレンズでf/11、空気中に舞うほこり、落ち着いたテンポ、35ミリフィルムで撮ったCMのルック、広めのフレーミング。

3つのショットは、別々に3回レンダリングするのではなく、Cinemaモードでひとつの絵コンテとして組み立てましょう。シーンは1つずつ追加し、それぞれすぐにレンダリングされます(最大12シーン)。どのシーンも再レンダリング、編集、並べ替え、複製ができ、1シーンにつき1〜4テイクを撮って、全体をつなげたプレーヤーで通して見られます。下書きは「My films」に保存されるので、次のシーズン版はここから始められます。

チャネルごとに形を変える。切り抜きでは済ませない

動画は16:9のワイド、9:16の縦長、1:1の正方形、21:9、4:3、3:4に対応し、画像は21:9以外のすべてに対応しています。ヒーローショットは、1本のマスターを切り抜くのではなく、実際に公開するアスペクト比ごとに撮りましょう。切り抜くと、構図のために取っておいた余白が失われるからです。TikTokやReelsには縦長、フィードの枠には正方形、商品ページとYouTubeにはワイドを使います。

動画ツールの広告モードも、ここで試す価値があります。「UGC風の口コミ」などの広告テンプレートが、構成済みのブリーフ付きで用意されていて、商品のエレメントをそのまま入れられます。

Image Oneで商品ページの静止画を作る

商品ページには、クリップより多くの静止画が必要です。Image Oneは1024×1024のフォトリアルモデルで、1枚10クレジット。1〜4枚のバッチ生成、商品の見た目を保つための参照写真、ネガティブプロンプト、CFGの調整に対応しています。

習慣にしたいことが2つあります。まず、ネガティブプロンプトに「text, watermark, logo」(文字、透かし、ロゴ)を入れておくこと。そうすれば、勝手に作られたパッケージの文字を一晩中消して回らずに済みます。次に、動画のプロンプトと同じパレットの言葉を使い回すこと。静止画とクリップが、同じ撮影で撮ったように見えます。商品ページ用には1:1と3:4で生成しましょう。ブランドが写真ではなくイラストで表現されているなら、絵画調で文章に忠実な作品はImage Art、スタイライズされた表現はImage Animeが得意です。

商品ページ1つ分の費用

商品1つにつき、Motion One(5秒あたり60クレジット)で5秒のショットを3本、お披露目のテイクをもう1本、商品ページ用の静止画を6枚作るとします。

  • クリップ:3 × 60 = 180
  • お披露目の2テイク目:1 × 60 = 60
  • 静止画:6 × 10 = 60

合計300クレジットです。1,000クレジットで$10のエントリーパックの単価なら、約$3になります。20商品のカタログなら20 × 300 = 6,000クレジットで、Studio($149で20,000クレジット)に、撮り直し1回分の余裕を残して収まります。Creator($49で6,000)なら2か月分です。

ヒーローショットを1080pにしたいなら、Kling 2.5 TurboはCreator以上で5秒170クレジットです。同じ3ショットは3 × 170 = 510になり、商品ページ1つ分は510 + 170 + 60 = 740クレジットです。CMに音も付けたいなら、Veo 3 Fastはネイティブ音声付きの8秒固定のクリップを216クレジットでレンダリングします。音付きの3ショットのCMは、静止画を除いて3 × 216 = 648クレジットです。

失敗したレンダリングは自動で返金されるので、うまくいかなかったバッチで失うのは時間だけ。お金は失いません。

一からやり直さずに改善する

すべてのレンダリングは、完全なレシピと一緒にライブラリに保存されます。「リミックス」はそのレシピをツールに読み込み直す機能で、何も書き直さずに、ひとつの商品を新しいパレットで撮り直せます。「動画化」は、気に入った静止画を、画像から動画のクリップの素材にします。カタログが大きくなってクリック作業がボトルネックになったら、同じレンダリングをAPIからも使えます。videos/generationsは、リクエストを送って署名付きWebhookで結果を受け取る非同期ジョブで、カタログのパイプラインにまさにぴったりの形です。パラメーターは動画のドキュメントにあります。

よくある質問

始めるのに、スタジオで撮った商品写真は必要ですか?

きれいな写真が1枚あれば十分です。商品のエレメントに参照として添付してください。写真が1枚ならレンダリングは画像から動画として実行され、実際に販売している商品が動きます。いろいろな角度から撮った写真が多いほど、お披露目のショットは安定します。

商品ページの静止画には、どの画像モデルを使えばいいですか?

フォトリアルな商品写真ならImage Oneで、1枚10クレジットです。イラストや絵画調のバナーが欲しいならImage Art、スタイライズされたブランドならImage Anime。3つともネガティブプロンプト、CFGの調整、参照写真に対応しています。

商品クリップはどのくらいの長さにできますか?

エンジンとプランによります。Motion Oneは5秒か10秒、Seedance 1.0 Liteは3〜12秒、Seedance 2.5はCreator以上で4〜30秒です。プランによる上限もあり、無料は10秒、Hobbyは15秒、Creatorは20秒、Studio以上は30秒です。とはいえEC用途なら、1ショット5秒がたいていの正解です。

写真とSKUはそろっていますか?動画スタジオを開いて、まず商品をエレメントにして、お披露目のショットを撮りましょう。

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